宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/24 08:35 更新 450km/秒前後の太陽風が続いています。磁場南向きの影響で、中規模のオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 太陽風には、コロナホールの弱い影響が、まだ残っている様です。 太陽風速度は、450km/秒前後とやや上がった状態が続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な強さを保っていて、 はっきりとした弱まりにはなっていません。 速度も磁場強度も、数値としては平均的な値で、基本的には穏やかな太陽風です。 AE指数を見ると、図の後半に6時間ほど活動的になっていて、 600nTや800nTほどの中規模のオーロラ活動が発生しています。 これは、太陽風磁場が南寄りになったことが影響しています。 ACEの図を見ると、磁場の南北成分が-4nTほどの南向きになっています。 これに、速度が450km/秒とやや高まっていることも影響したのでしょう。 太陽風は、今後も穏やかな状態が続くと思われます。 SOHO EIT195は、全体的にのっぺりとしていて、擾乱要因は見られません。 南極(下端)には、大きなコロナホールが広がっていますが、 この領域の影響はあまりないでしょう。 掲載している27日周期の図でも、 前周期の太陽風は400km/秒前後で変化していて、穏やかです。 この後は、2月14日に高速風が来ているのですが、その回帰は3月13日頃です。 そこまで、穏やかに推移するのでしょうか。 太陽は無黒点が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。24日6時(世界時23日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。太陽は無黒点です。24日6時(世界時23日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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