宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/22 09:53 更新 太陽風の速度は、450km/秒に上がっています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風に変化がやって来ました。 ACE衛星の観測によると、 昨夜、21日22時(世界時21日13時)頃から、太陽風の速度が上昇を始め、 半日ほどかけて、360km/秒から450km/秒へ上がっています。 今のところ変化は小幅で、現在の速度も、やや高めという程度です。 磁気圏活動は概ね静穏に推移しています。 太陽風の磁場強度は、8nTほどに強まっています。 まだ強まったままなので、この後、速度はもう一段上昇する可能性があります。 27日周期の図を見ると、変化が到来したタイミングは、 前周期の1月25-26日に始まった小さな変化と同じくらいでした。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールは既に太陽の西側へ移動し、 写真では、はっきり見つけることはできません。 現在の太陽風の変化も、たいした強まりにはならないでしょう。 太陽の東側(左側)にはコロナホールは見られず、 この後は、穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 太陽は無黒点です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。22日8時半(世界時21日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。太陽は無黒点です。21日22時(世界時21日13時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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