宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/20 08:58 更新 300km/秒台前半の遅い太陽風が続いています。穏やかな宇宙天気です。 担当 篠原 最近の太陽黒点についてまとめました。 立ち上がらない第24期 --2009年を迎えて-- 300km/秒台前半の低速の太陽風が続いています。 ACE衛星の観測によると、昨日300km/秒だった太陽風の速度は、 少し上がって、340km/秒になっています。 ACEの図では、立派な上昇にも見えますが、変化は小幅です。 27日周期の図も比べてみて下さい。 磁場強度は4nTと普通の強さに戻っています。 磁気圏のオーロラ活動も静かです。 太陽風磁場が南を向いた影響で、小さな変化がひとつ見えていますが、 その他は全く変化していません。 SOHO EIT195では、コロナホールが西半球側にだいぶ移動しています。 そろそろ地球への影響開始位置(みかけの位置です)に達します。 今日の後半か明日くらいに、太陽風に変化が始まるかもしれません。 この期間は、前周期は目立った変化はありませんでした。 コロナホールの規模を考えても、やって来る乱れは小規模だろうと思います。 太陽は無黒点で、静穏な状態が続いています。 SOHO EIT195を見ても、明るい領域は全くなく、太陽活動は本当に静かです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。20日8時(世界時19日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。19日23時(世界時19日14時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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