宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/19 09:03 更新 太陽風速度は300km/秒に下がり、とても静穏です。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 最近の太陽黒点の変化についてまとめました。 どうぞご覧下さい。 立ち上がらない第24期 --2009年を迎えて-- 今日、1枚目の図は、1週間の太陽風の変化です。 前回の高速太陽風が、ちょうどまとまって入っています。 太陽風の変化は、14日(図は世界時)に始まっています。 初めに、磁場強度(白線)が20nT近くに強まり、 それとともに、速度(黄色線)の上昇が始まっています。 磁場の上昇が、高速風の前触れとなっていました。 太陽風の速度は、それまで300km/秒台でしたが、半日ほどで500km/秒台に上昇しました。 速度が高まるとともに、磁場強度は弱まり、高速太陽風は中盤を迎えます。 高速状態を1日半ほど保ったところで、速度はゆっくりと低下を始め、 それから3日ほどかけて、太陽風の速度は300km/秒へと低下しました。 比較的規模の小さい高速太陽風領域でしたが、 その分、この図で全体像がきれいに見えています。 上の図でも読み取れる様に、現在の太陽風は、昨日よりも更に速度を下げて、 300km/秒に下がっています。 かなり低速の状態です。 磁場強度は、3nTほどありましたが、今朝になって1nTに下げています。 ただ、南北成分(赤線)が弱いながらも比較的南寄りで、 この影響が、AE指数に小さな変化として見えています。 100nTほどの変化ですから、たいしたオーロラ活動にはなっていないでしょう。 太陽のコロナホールは、ゆっくりと西側(右側)へ移動しています。 もうしばらくすると、地球への影響開始位置です。 どのタイミングで、どの程度の変化がやって来るか、21日前後に注目して下さい。 太陽は無黒点で、静穏です。 1週間の太陽風の変化。14日から高速太陽風が始まっています。 (c) NOAA/SWPC SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。18日20時半(世界時18日11時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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