宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/16 12:38 更新 500km/秒台の高速風が続いています。太陽風の速度は低下に向かっています。 担当 篠原 太陽風は、昨日いっぱいは580km/秒の高速状態を保ちました。 今日に入った頃から速度はゆっくりと低下し、 現在は、500km/秒まで下がっています。 太陽風の磁場強度も、昨日までは4nTほどを保っていましたが、 今日になって大きく下がり、2nTくらいに弱まっています。 このことから、高速太陽風の領域は終盤に入っていると思われます。 速度はやがて500km/秒を割り、 明日には、通常レベルの速度に下がるのではないでしょうか。 磁気圏では、AE指数で、700nTと300nTの中小規模活動がそれぞれ発生しています。 目立った変化はこのくらいで、後半は太陽風の速度も磁場も弱まって来たので、 磁気圏も落ち着くようになりました。 高速風は、もうしばらく残りそうですが、 磁気圏活動の方は、一足先に静かになりそうです。 今回、期間は短かったものの、600km/秒に迫る高速風が40日ぶりに帰って来ました。 左のリンクから、27日周期の全期間版を選んでみて下さい。 今後、どのような高速風パターンに落ち着くのか、 ゆっくりと監視を続けましょう。 この高速風が終わると、太陽風は一休みになりそうです。 高速風の影響で、放射線帯高エネルギー電子が一気に強まっています。 まだ、1000のレベルに達した程度ですが、引き続き変化に注意して下さい。 太陽は磁場の強まりはあるものの、無黒点だとのことです。 フレア活動は、静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。16日9時(世界時16日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の磁場写真。磁場の強まりが見えています。16日1時(世界時15日16時) (c) S ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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