宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/17 09:13 更新 太陽風の速度は下がり(420km/秒)、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がり続け、 昨日の520km/秒から、現在は、420km/秒まで下がりました。 地球は高速風領域を通り抜け、太陽風は通常の速度に戻っています。 27日周期の図を見て下さい。 高速風は、2月14日より2日半ほど続きました。 前周期(1月19-20日)の太陽風速度は、目立った変化がなかったことと比べると、 今周期は、期間は短いながらも立派な高速風になっています。 太陽風が落ち着いて、磁気圏も静穏になっています。 AE指数、シベリア磁場データには、小さな変化が見られる程度です。 太陽風は、このまま4日ほどは静かな状態が続きそうです。 今日は、SOHO EIT195の太陽コロナ写真を2枚掲載しています。 左が現在、右は27日前(太陽が同じ面を地球に向けていたとき)です。 左の写真には、太陽の中心の東寄り(左寄り)に、縦に細長いコロナホールがあります。 このコロナホールは、右の写真(前周期)にはありません。 この1周期の間に現れたものです。 4日後くらいに太陽風に影響が見られるかもしれません。 コロナホールの規模が小さいので、たいした変化にはならないでしょうが、 新しく現れたものなので、どのような太陽風になるか楽しみです。 今回の高速太陽風の影響で、 放射線帯の高エネルギー電子は、1000のレベルまで上昇しました。 しかし、これ以上上昇することはないでしょう。 太陽は無黒点が続き、静穏です。 SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありまえせん。17日7時半(世界時16日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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