宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/14 09:46 更新 黒点は消えてしまったようです。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽で、再びB2の小さなフレアが発生しました。 13日15時(世界時13日6時)頃です。 STEREO Behind衛星のEUVIカメラで、 このフレアと、それに続くコロナの噴き出しが見えていました。 昨日掲載した動画とそっくりですが、もちろん新しい動画です。 活動領域が正面に来たからか、きれいに丸くガスが広がって見えます。 この領域は、地球から見ると、 まだ東端(左端)に寄った場所にあります(ひのでの写真参照)。 ですので、このガスの噴き出しの地球への影響はないでしょう。 その一方、昨日見えていた1012黒点群は、消えてしまったようです。 SOHOの可視光写真では見つけることができません。 3回続いたBクラスのフレア活動も、ここまでかもしれません。 太陽風は、300km/秒の低速風が安定して続いています。 磁場強度は、3nTくらいに弱まっていたのですが、 今朝になって強まり始め、現在、7nTくらいに上がっています。 ひのでのX線写真を見て下さい。 コロナホールは太陽の中心線を通り越し、西半球側に広がっています。 この写真は1日半ほど前のものなので、現在は更に西に動き、 地球への影響開始位置に達していると思われます。 これからは、太陽風に変化が現れてもおかしくない状態です。 現在の磁場の強まりが、その始まりなのかどうかはまだ分かりません。 前周期の磁場の強まりは、もう1日ほど遅れてやって来ました。 これからの太陽風の変化に注目して下さい。 ただし、これからやってくる変化は、前周期の規模から考えても、 大きな乱れにはならないでしょう。 STEREO behind衛星で、B2フレアと、太陽のガスの噴き出しが見えています。 (c) NASA ひのでによる太陽X線写真。12日15時(世界時12日6時)。 (c) 国立天文台/JAXA, SolarMonitor.org SOHOによる太陽の可視光写真。黒点は見えなくなりました。14日0時(世界時13日15時) (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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