宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/12 09:22 更新 太陽風は300km/秒台前半と低速です。1012黒点群が出現したそうです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒から340km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も、2〜5nTと弱めで、 穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 今日も、ひのでの太陽写真を掲載しています。 太陽の中心に、コロナホールの暗い領域が見えています。 1日ほど前に撮影された太陽写真なので、 現在は、もう少し西側(右側)へ進んでいます。 ここからの影響が、明日の午後か明後日くらいにやって来る可能性があります。 前周期は、このタイミングでは太陽風の乱れは全く起きなかったので、 27日周期の図からは、到来を予想することはできません。 大きな高速風にはならないと思いますが、 この1周期、太陽風には高速風領域が全く見られなくなっていたので、 どのような変化が見られるのか、注目して下さい。 太陽では、1012黒点群が出現したそうです。 ひのでの写真で、東側で明るく光っている部分ではないかと思います。 SOHOの可視光写真がないので、確認することができません。 昨日、ここでB1の小さなフレアが発生しました(昨日のニュース時に見えていた変化です)。 その後、STEREO Ahead衛星でCME(太陽ガスの放出現象)が観測されています。 太陽の左側へ向かって、白いガスが噴き出しています。 この、B1フレアに伴うものかもしれません。 ひのでによる太陽X線写真。11日3時(世界時10日18時)。 (c) 国立天文台/JAXA, SolarMonitor.org STEREO Ahead衛星のCOR2カメラで、CMEが観測されました。11日13時半(世界時11日4時半) (c) NASA STEREO Ahead衛星のCOR2カメラで、CMEが観測されました。11日15時半(世界時11日6時半) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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