宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/10 --- ---
2/ 9 --- ---
2/ 8 --- ---

黒点  2/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:51 297 +0.2
-2 h 302 +0.8
-4 h 309 -0.5
-6 h 308 -0.8
-8 h 311 +0.1
-10 h 316 +0.0
-12 h 320 -0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -4 -2/ 3
-2 h -4 -1/ 4
-4 h -4 3/ 3
-6 h -4 2/ 4
-8 h -4 1/ 5
-10 h -4 -2/ 7
-12 h -3 -7/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^0
2/10 0.5 2x10^1
2/ 9 0.7 2x10^1
2/ 8 0.6 2x10^1
2/ 7 0.6 3x10^1
2/ 6 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 2/ 5 08:19 太陽風磁場は、大きく南向きに変動しました。活発な磁気圏活動が発生しました。
2009/ 2/ 6 09:20 太陽風は低速で、穏やかです。磁気圏もすっかり静かになりました。
2009/ 2/ 7 09:02 300km/秒台前半の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2009/ 2/ 8 09:13 太陽風は低速(310km/秒)で、磁気圏もとても穏やかです。
2009/ 2/ 9 08:47 低速の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏もとても静かです。
最新のニュース

2009/ 2/10 09:00 更新
太陽風速度は300km/秒に下がり、かなり低速です。磁気圏も静穏です。

担当 篠原

太陽風は、低速状態が続いています。
速度は、320km/秒から300km/秒へと更に低下し、かなり遅い速度になっています。
磁場強度も、2nTへ弱まっています。

磁気圏もたいへん静穏です。
AE指数は、ほとんど平坦です。



穏やかな太陽風は、もう2〜3日は続きます。

今日も、STEREO Behindの太陽コロナ写真を掲載しています。
コロナホールは、次第に西端に近づいています。
この太陽の姿は、地球よりも3日半ほど先の状態です。
地球から見ると、コロナホールは太陽の中心に達した頃でしょう。

そのため、もう3日ほど経つと、太陽風に変化がやって来る可能性があります。
コロナホールの規模から考えると、
あまり大きな乱れにはならないと思います。


太陽は無黒点で、静穏です。
STEREO Behindの太陽写真には、東側に明るい領域が見えますが、
ここがそろそろ地球から見える様になります。
小さいながらも黒点が見られるでしょうか。



STEREO behind衛星による太陽コロナ写真。地球よりも、3日半ほど先の太陽です。10日6時半(世界時9日21時半)。
(c) NASA


SOHOによる太陽の可視光写真。黒点は見られません。10日0時(世界時9日15時)
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。