宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/ 2 09:04 更新 太陽風の速度は400km/秒に下がりました。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がり、 日本時間で2日に入った頃から、400kmと通常の速度に戻っています。 27日周期の図で見ると、速度の盛り上がりは1日半ほどでした。 ただし、速度としては、500km/秒に届くか届かないかという程度の高まりです。 磁気圏でも、ほとんど活動は起きていません。 AE指数は小さな値に留まっています。 今後は、基本的には速度の低い穏やかな太陽風が続くと思われます。 SOHO EIT195を見ると、太陽の北半球側に淡いコロナホールが斜めに走っています。 前周期の1月9-11日に、 これに対応すると思われる速度の小さな山(400km/秒程度)があります。 今周期も、このくらいのタイミングで、 太陽風に小さな変化がやって来るかもしれません。 SOHO EIT195で見える太陽コロナは、全体的にぼんやりとしており、 目立った太陽風の変化は、しばらく発生しないでしょう。 太陽の可視光写真は昨日の朝のものですが、 磁場、コロナの様子から無黒点が続いていると思われます。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。2日8時半(世界時1日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。1日9時半(世界時1日0時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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