宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/28 08:41 更新 やや速度の遅い、穏やかな太陽風が続いています。とても小さな黒点が現れました。 担当 篠原 太陽風は、360〜380km/秒とやや低めの速度で安定してます。 磁場強度も、5nTと通常のレベルで安定していて、 高速風が回帰が予想されたタイミングですが、穏やかな太陽風が続いています。 10日ほど前にも、到来が予想された高速風領域が、ほとんど消えていました。 それに続いて、こちらの高速風領域も弱まっている様です。 太陽の磁場分布は、常にゆっくりと変化していますが、 全体的に、コロナホールが弱まる様な変化をしているタイミングなのかもしれません。 磁気圏は概ね静穏ですが、 太陽風磁場の南北成分が-3nTほどの南寄りになっていて、 AE指数で300nTほどの小さな変化が起こっています。 27日周期の図を見ると、もう4日ほどは、太陽風の乱れがやって来る可能性が続きます。 明後日の30日頃には、SOHO EIT195の太陽中心南寄り(下寄り)に見えている、 コロナホールからの高速風が予想されます。 引き続き、太陽風のデータに注目して下さい。 太陽に、非常に小さな黒点が出現したようです。 SOHOの可視光写真の、赤道の東端から半径の3分の1ほど内側に入ったあたりです。 淡い白斑と、非常に小さな黒い点がひとつ見えています。 SOHO EIT195を見ると、白く光っている領域です。 こちらで場所の見当をつけて、可視光写真を探すとよいでしょう。 緯度は低く、第23活動周期の性質を持つ黒点です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。28日8時半(世界時27日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。東寄りの領域に、非常に小さな黒点が見えます。28日1時(世界時27日16時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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