宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:34)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/23 --- ---
1/22 --- ---
1/21 --- ---

黒点  1/22 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:30 311 +0.7
-2 h 316 +1.4
-4 h 319 +1.6
-6 h 321 +0.5
-8 h 323 -0.6
-10 h 327 -1.0
-12 h 341 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -2 2/ 9
-2 h -2 9/ 2
-4 h -3 7/ 4
-6 h -5 10/ 6
-8 h -5 6/ 4
-10 h -6 9/ 5
-12 h -8 8/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
1/23 0.6 1x10^1
1/22 0.5 1x10^1
1/21 0.7 1x10^1
1/20 0.7 1x10^1
1/19 0.7 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 1/18 10:24 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。高速風の到来が近づいています。
2009/ 1/19 12:35 高速太陽風が始まりつつあります。まだ、速度は440km/秒に上がった程度です。
2009/ 1/20 07:29 高速太陽風領域は弱まってしまい、太陽風の速度はほとんど上がっていません。
2009/ 1/21 07:24 太陽風の速度は通常レベルに下がり、穏やかな状態です。太陽は無黒点にもどっています。
2009/ 1/22 11:56 400km/秒台前半の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
最新のニュース

2009/ 1/23 09:34 更新
太陽風速度は320km/秒に下がり、磁気圏もとても静穏です。

担当 篠原

昨日、22日16時(世界時22日7時)から、太陽風の速度は低下に向かい、
一気に320kkm/秒へ下がりました。
平均的な速度のレベルから、遅い太陽風に変わっています。

これから4日間ほどは、前周期も300km/秒台の低速風が続いていました。
今回も、穏やかな太陽風がしばらく続くと思われます。

磁気圏も非常に静穏です。
AE指数は、全く変化していません。


SOHO EIT195では、とても淡いコロナホールが、太陽の中心に見えています。
前周期からの予想では、27日から太陽風に変化が見られそうですが、
この写真の見え方だと、26日に少し早まるかもしれません。


太陽は無黒点で、静穏です。
SOHO EIT195には、明るい領域は見られません。
STEREO衛星で3日ほど先回りをしても、何も見られず、
無黒点も続きそうです。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。23日9時(世界時23日0時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。太陽は無黒点です。23日4時(世界時22日19時)
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。