宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/21 07:24 更新 太陽風の速度は通常レベルに下がり、穏やかな状態です。太陽は無黒点にもどっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は次第に下がり、 20日20時(世界時20日11時)には、420km/秒と普通の速度レベルになりました。 磁場強度も3nTに弱まったままで、太陽風は穏やかです。 27日周期の図を見て下さい。 速度の高まりは、前周期とほとんど同じタイミングに見られたのですが、 山の高さはすっかり低くなっていて、 もはや高速風領域とは呼べない様な規模になっています。 このところ、太陽風速度の変化にめりはりがなくなり、 全体的に平坦になっている印象を感じているのですが、 その傾向がもう一段進んだように思います。 27日周期の図の前周期を見ると、12月31日に次の高速風が始まっています。 いまや、太陽風唯一の高速風領域と言ってもよさそうですが、 この高速風の回帰は、1月27日頃になりそうです。 SOHO EIT195の東側(左側)には、発生源のコロナホールが淡く見えています。 次に、こちらの高速風がどうなっているか、注目されます。 磁気圏活動はかなり静穏です。 AE指数にはほとんど変化が見られません。 放射線帯高エネルギー電子も、低いレベルのままです。 太陽は、1011黒点群が見えなくなり、無黒点となりました。 STEREO衛星でも、明るい領域は見えず、またしばらく無黒点が続きそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。21日7時(世界時20日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。太陽は無黒点になりました。21日0時半(世界時20日15時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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