宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/22 11:56 更新 400km/秒台前半の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 SOHO衛星のLASCO C3カメラの視野を、木星がゆっくりと通過しています。 1週間前に視野の左端に入って、そろそろ太陽に重なろうとしているところです。 木星はこれから、もう10日ほどかけて、画面の右側へ通り過ぎて行きます。 太陽風は穏やかな状態が続いています。 速度は400km/秒から430km/秒の間をゆっくりと変化しています。 平均的な速度レベルです。 磁場強度は、3nTから2nTへ弱まっています。 磁気圏も概ね静穏ですが、 太陽風の磁場が-2nTほど南向きになっていたため、 AE指数で300nTの小規模活動が観測されています。 引き続き、穏やかな太陽風が続きそうです。 27日周期の図によると、次の高速風は1月27日頃になりそうです。 SOHO EIT195で、現在(左)と前周期(右)のコロナホールを比較してみましょう。 右の写真(27日前)の方が、コロナホールはやや見やすいようです。 太陽の中心付近から東(左)にかけて、淡い影が見えています。 このかたまりが、コロナホールです。 一方、現在の写真(左)では、コロナホールはやや分かりにくくなっています。 右と比べると、大きさが少し小さくなり、場所も右上へずれているように見えます。 回帰して来る高速風にも違いが現れるでしょうか。 今周期、19日からやって来ると思われた高速風は、姿を消してしまいました。 次の高速風も規模が弱まる様だと、太陽風の速度は、ますます平坦化してしまいます。 太陽は無黒点で、非常に静穏です。 SOHO LASCO C3の視野を、木星が通過中です。ゆっくりと西側に移動しています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。太陽は無黒点です。22日5時半(世界時21日20時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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