宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/19 12:35 更新 高速太陽風が始まりつつあります。まだ、速度は440km/秒に上がった程度です。 担当 篠原 今朝になって、ようやく太陽風に変化が見え始めました。 19日6時(世界時18日21時)頃から、磁場強度と速度の両方が強まり始めました。 磁場強度は、5nTから12nTくらいに、 速度は、380km/秒から440km/秒に上がっています。 27日周期の図で、前周期と比較すると、 磁場変化の始まりは半日ほど遅れています。 一方、速度の変化は、前周期と同じくらいのタイミングです。 今のところ、速度の上昇幅はまだ小さく、 磁場強度が10nTを超えて強まっていることから、 引き続き、高速風に変わって行くと思われます。 前周期と同じくらいの、500km/秒台後半までは上がるのではないでしょうか。 磁場強度が強まっていますが、磁場の南北成分は比較的北寄りで推移しています。 このため、磁気圏活動には、まだ目立った変化は見られません。 しかし、磁場の南北成分は、比較的簡単にひっくり返ります。 (1時間ほど、-10nT近くまで振れている変化も起きています) 磁場強度が高まっていると、強い南向きも現れやすくなりますので、 引き続き注意が必要でしょう。 高速風は、これから3〜4日程度続くと思われます。 放射線帯高エネルギー電子は、今のところ低いままです。 明日、明後日にかけて、変化に注意する必要があるでしょう。 太陽面では、中央付近に新しい黒点群が発生しています。 低緯度なので、23期の黒点群だろうと思います。 まだ、黒点番号は付けられていない様です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。19日12時(世界時19日3時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。中央付近に小さな黒点群が見えます。19日9時(世界時19日0時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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