宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/20 07:29 更新 高速太陽風領域は弱まってしまい、太陽風の速度はほとんど上がっていません。 担当 篠原 今周期にかけて、高速太陽風領域は規模がかなり小さくなってしまった様です。 昨日のニュースの後、太陽風の速度は一旦400km/秒に下がり、 今日に入った頃から再び上がって、現在470km/秒です。 やや高速という速度レベルにとどまっています。 昨日は、10nTを超えていた太陽風の磁場強度も、 その後はゆっくりと低下傾向に入り、既に3nTへと弱まっています。 もうこの後に、目立った速度上昇は来ないのではないでしょうか。 27日周期の図を見て下さい。 前周期もそれほど強い高速風領域ではありませんでしたが、 今回は、一段と弱まっています。 もうしばらく様子を見てみましょう。 磁気圏は概ね静穏です。 AE指数で300〜500nTくらいの小規模のオーロラ活動は起きていますが、 太陽風の乱れが小さかったので、こんなものでしょう。 太陽風の磁場強度が下がってしまったことで、 今後も活発なオーロラ活動はなさそうです。 太陽では、昨日現れた黒点群に、1011群という番号が付けられています。 既に規模は弱まっていて、今日の写真では、かろうじて黒点が1つ見えるだけです。 (見つけにくければ、SOHO EIT195の明るい場所を目印に探して下さい) 1011群は、このまま消えて行きそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。20日0時(世界時19日15時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。中央やや右に、黒点が1つかろうじて見えます。19日23時半(世界時19日14時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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