宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/16 09:06 更新 太陽風の速度が420km/秒に上がっています。磁気圏では、弱い活動が続いています。 担当 篠原 350km/秒前後を推移していた太陽風の速度(ACEの黄色線)が、 今朝に入って上昇しています。 現在、420km/秒に上がったところです。 大きく強まるということはないと思いますが、しばらく様子を見たいところです。 太陽風の磁場強度(白線)も、7nTあたりにやや強まったままで安定してます。 13日に始まったこの磁場の強まりも、 これで、3日間続いています(27日周期の図を見て下さい)。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールは、 太陽の中心線を通過して、西半球側に進行しています。 地球へ影響が及び始める目安の位置までは、もう1〜2日ほどかかりそうです。 高速風の到来までは、もうしばらくかかるのではないかと思います。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、依然、南寄りの傾向(マイナス方向)を続けています。 このため、磁気圏では弱いながらも活動的な状態が続いていて、 200nTから500nTにかけての小規模オーロラ活動が、断続的に発生しています。 この傾向は、今日も続きそうです。 今後やって来る高速風ですが、27日周期の図によると、 18日か19日頃から始まると予想されます。 前周期の最高速度は、550km/秒ほど、高速状態は約3日間続きました。 太陽は無黒点のままです。 SOHO EIT195の東端(左端)で、 北半球の中緯度の明るい領域がこちら側へ回り込みつつあります。 規模はそれほど大きくないので、黒点があるかどうかは微妙です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。16日9時(世界時16日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。16日2時(世界時15日17時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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