宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/15 09:38 更新 速度の遅い太陽風が続いています(340km/秒)。弱いCMEが発生しています。 担当 篠原 SOHO LASCO C3カメラで、弱いCME(太陽ガスの放出現象)が観測されています。 東の端(左側)から、淡いガスが飛び出しています。 地球への影響はないでしょう。 写真の左端に見える明るい星は、木星です。 次第に太陽に近づいています。 太陽風は340km/秒を前後し、低速な状態が続いています。 8nTにやや強まっていた磁場強度は、次第に弱まって、5nTに落ちています。 磁場の南北成分は、再び南に偏る様になりました。 磁場強度が高まっているため、南向き磁場もある程度強くなり、 -5nTほどの南向きになった時間帯もあります。 そのため、磁気圏活動も強まりを見せ、 AE指数には、500nTの中規模のオーロラ活動が観測されています。 この後も、基本的に太陽風は、低速で穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真では、コロナホールが、太陽の中心域に達しています。 今、この部分から地球に向かって速度の高い太陽風が吹きだしているところです。 飛び出した太陽風が地球へやってくるまでは、3日ほどかかります。 高速風の始まりは、18日か、19日頃になりそうです。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。15日9時(世界時15日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。15日1時半(世界時14日16時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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