宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/14 09:06 更新 300km/秒台前半の遅い太陽風が続いています。太陽は無黒点に戻りました。 担当 篠原 速度の遅い太陽風が続いています。 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は、 330km/秒と300km/秒の低速域で、揺れながら変化しています。 一方、磁場強度は、5nTを超えて、一時的に8nT近くまで強まりました。 27日周期の図を見ると、前周期の12月17日頃にも同様の変化が見えています。 太陽風にそういう構造があるのかもしれません。 磁気圏はかなり穏やかです。 AE指数にはほとんど変化がなく、 図の後半に200nTほどの小さな山がひとつあるだけです。 この変化は、太陽風磁場が-2nTほどの南向きになっていたためでしょう。 穏やかな太陽風は、もう4〜5日ほど続きます。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中心線にかなり近づいています。 明日には中心線を越え、それから3〜4日で高速風の到来となるでしょう。 とはいえ、コロナホールの姿はかなり淡く、 前周期同様、高速風帯の規模は比較的弱いものに留まりそうです。 1010黒点群は見えなくなり、太陽は無黒点に戻った様です。 SOHO EIT195の北半球側の東端(左側の上寄り)に、明るく光っている領域が見えます。 小規模の活動領域がこれから上がって来ます。 ここに黒点群があるのかどうか、明日か明後日には見える様になるでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。14日9時(世界時14日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点は見えなくなりました。14日1時半(世界時13日16時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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