宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/12 10:53 更新 太陽風は320km/秒まで速度が下がり、かなり穏やかです。1010黒点群は、縮小しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、更に低速になり、320km/秒まで下がっています。 磁場強度も、2nTへ弱まっています。 太陽風はとても穏やかです。 磁気圏では、AE指数で200nTほどの小さな変動が2〜3度発生しています。 これは、太陽風磁場が南寄りの傾向を保っていて、 弱いながらも-2nTほどの南向きを続けている影響でしょう。 しかし、現在の太陽風は、速度が大きく下がり、磁場強度もかなり弱まっています。 磁場の南寄り傾向が続いたとしても、 今後の磁気圏活動は一段弱いものとなるでしょう。 低速で穏やかな太陽風は、まだ1週間ほど続きます。 次の擾乱の始まりは、19日頃になると予想されます。 高速風の発生源のコロナホールが、太陽の東端に見える様になりました。 SOHO EIT195の左端を見てください。 横の方にあるため、まだはっきりとは見えませんが、 コロナホールの影が姿を現しています。 出現のタイミングとしては、前周期と変わりない様です。 もう2日ほどすると、広がりの比較もできるようになるでしょう。 太陽の北半球に現れている1010黒点群は、規模が縮小に向かっている様です。 昨日の写真と比較すると、黒点の数が減っています。 GOESのX線グラフも、Aクラスの活動もなくなって、 低いレベルの平坦なグラフになってしまいました。 黒点群は、このままゆっくりと消えて行くことになりそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。12日8時半(世界時11日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点群は、次第に小さくなっています。12日7時半(世界時11日22時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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