宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/ 7 12:38 更新 太陽風の速度は、340km/秒に下がっています。太陽の南半球に、24期の黒点が出現しました。 担当 篠原 太陽風の速度は更に下がり続け、現在、340km/秒の低速風になっています。 磁場強度も4nT前後と穏やかなままで、 太陽風に目立った変化は発生していません。 SOHO EIT195を見ると、 注目していた淡いコロナホールは、太陽の西半分を通過中ですが、 今のところ、全く影響は見られません。 前周期に太陽風が多少ざわついていたのは、12月11日からなので、 もう2-3日様子を見る必要はありますが、 前周期同様、たいした変化にはならないように思われます。 小規模の磁気圏活動が続いています。 AE指数で、300nTほどの変化が発生しています。 これは、太陽風磁場の南北成分が南寄りを保っているためです。 現在は、速度が300km/秒台前半まで下がってしまったので、 今後の磁気圏活動は、一層小規模になるだろうと思います。 太陽風は、これから10日間程度穏やかな状態を保つでしょう。 掲載している27日周期の図では、前周期の次の高速風はまだ顔を見せていません。 太陽では、南半球(下側)の西側(右側)中緯度に、小さな黒点群が出現しています。 可視光写真で見つけにくいようでしたら、 SOHO EIT195で明るく光っている部分、もしくは、 磁場写真で磁場が強まっている場所を見つけて、見当をつけるとよいでしょう。 磁場分布は、[ 黒 白 ]で、南半球側の、新しい24活動周期の性質を示しています。 できたばかりの黒点で、NOAAの番号はまだ付けられていないようです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。7日11時(世界時7日2時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。南半球、西側の中緯度に小さな黒点が見えます。7日9時(世界時7日0時) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の磁場写真。南半球西側中緯度の磁場の強まりは、24期の黒点群です。7日6時(世界時6日21時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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