宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 1/ 8 09:27 更新 太陽は無黒点に戻っています。太陽風の速度は、290km/秒まで下がっています。 担当 篠原 昨日、太陽の南半球に出現した黒点群は、既に見えなくなっています。 短時間の出現でした。 SpaceWeather.comの記事によると、 NOAAから1010黒点群という番号が付けられていたようです。 太陽は再び無黒点になり、活動も静穏です。 太陽風は、速度が更に下がって、290km/秒となっています。 かなり低速の状態です。 磁場強度は4nTで、安定しています。 南北成分は、南寄りの傾向が続いていて、 -3nTほどの南向き磁場が頻繁に見られています。 とはいえ、速度がかなり下がっているので、磁気圏活動にはあまりつながっていません。 AE指数では、300nTの小さな山がひとつと、 あとは、100nTくらいのゆらぎが見えている程度です。 太陽風は、このまま低速で穏やかな状態が続きそうです。 前周期の次の高速風は、12月23日頃から始まりました。 今周期では、1月19日に相当します。 静穏な状態は、これから10日くらい続きそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。8日9時(世界時8日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。南半球の黒点は見えなくなりました。8日7時(世界時7日22時) (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|