宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/ 9 09:19 更新 低速の穏やかな太陽風が続いています。静かな宇宙天気が続きます。 担当 篠原 300km/秒台の遅い太陽風が続いています。 昨日は、290km/秒と300km/秒台を割るほどまで下がっていたのですが、 その後、やや上昇し、現在は、360km/秒に上がっています。 上がる傾向と言っても、勢いはほとんどなく、 これから大きく上昇するということはないでしょう。 磁場強度は、5nTと普通の強さで安定しています。 南北成分は、ゆっくりと、北に、南にと揺れています。 この影響で、AE指数で200〜400nTほどの小規模の磁気圏活動が発生しています。 低速の穏やかな太陽風は、まだ10日ほど続きます。 掲載の27日周期の図の前周期のグラフは、ずっと低速状態です。 SOHO EIT195で太陽コロナを見ると、 北東(左上)の緯度が高い部分に、コロナホールの暗い領域が見えます。 この小さなコロナホールは、前周期にも存在したのですが、 緯度が高いこともあってか、地球へはほとんど影響を及ぼしませんでした。 次の高速風をもたらすコロナホールは、もう2日ほどすると見えて来ます。 太陽は無黒点です。 とても静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。9日2時(世界時8日17時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。9日0時(世界時8日15時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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