宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 9 --- ---
1/ 8 --- ---
1/ 7 --- ---

黒点  1/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:10 359 -0.4
-2 h 348 -1.8
-4 h 328 +2.5
-6 h 325 -1.3
-8 h 337 +1.1
-10 h 317 -3.8
-12 h 309 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -13 16/ 8
-2 h -11 15/ 4
-4 h -11 16/ 4
-6 h -13 15/ 9
-8 h -14 6/ 11
-10 h -11 2/ 10
-12 h -11 12/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
1/ 9 0.5 3x10^2
1/ 8 0.5 3x10^2
1/ 7 0.7 5x10^2
1/ 6 0.6 5x10^2
1/ 5 0.8 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 1/ 4 10:43 500km/秒台前半の高速太陽風が続いています。オーロラも活動的な状態です。
2009/ 1/ 5 09:00 太陽風の速度は450km/秒に下がっています。磁場は南よりで、小規模の磁気圏活動が続いています。
2009/ 1/ 6 09:27 太陽風の速度は400km/秒に下がりました。
2009/ 1/ 7 12:38 太陽風の速度は、340km/秒に下がっています。太陽の南半球に、24期の黒点が出現しました。
2009/ 1/ 8 09:27 太陽は無黒点に戻っています。太陽風の速度は、290km/秒まで下がっています。
最新のニュース

2009/ 1/ 9 09:19 更新
低速の穏やかな太陽風が続いています。静かな宇宙天気が続きます。

担当 篠原

300km/秒台の遅い太陽風が続いています。
昨日は、290km/秒と300km/秒台を割るほどまで下がっていたのですが、
その後、やや上昇し、現在は、360km/秒に上がっています。

上がる傾向と言っても、勢いはほとんどなく、
これから大きく上昇するということはないでしょう。

磁場強度は、5nTと普通の強さで安定しています。
南北成分は、ゆっくりと、北に、南にと揺れています。
この影響で、AE指数で200〜400nTほどの小規模の磁気圏活動が発生しています。


低速の穏やかな太陽風は、まだ10日ほど続きます。
掲載の27日周期の図の前周期のグラフは、ずっと低速状態です。

SOHO EIT195で太陽コロナを見ると、
北東(左上)の緯度が高い部分に、コロナホールの暗い領域が見えます。
この小さなコロナホールは、前周期にも存在したのですが、
緯度が高いこともあってか、地球へはほとんど影響を及ぼしませんでした。
次の高速風をもたらすコロナホールは、もう2日ほどすると見えて来ます。


太陽は無黒点です。
とても静穏です。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。9日2時(世界時8日17時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。9日0時(世界時8日15時)
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。