宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/ 6 09:27 更新 太陽風の速度は400km/秒に下がりました。 担当 篠原 今日、6日に入った頃(世界時5日15時)、太陽風の速度は400km/秒に下がりました。 年末からの高速風は、終わったと言ってよいでしょう。 磁場強度も、3〜4nTで、やや弱まった状態です。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 -3nTほどの南向き磁場が、長い時間現れています。 この影響で、200〜300nTほどの小規模のオーロラ活動が続いています。 速度が下がっているので、活動の規模は限定的です。 今後、このまま低速の太陽風が続くか、速度の上昇が発生するか、注目しています。 というのは、SOHO EIT195の太陽の西側に、淡いながらもコロナホールが見えているためです。 27日周期の図で、前周期、12月11〜13日を見ると、 太陽風磁場、速度ともに、小さな変動が見えています。 前周期にも多少の変化があった訳ですが、 これが、強まる方向にあるのか、何も起こらないのか、 3日間ほど注目してください。 太陽は、無黒点です。 SOHO EIT195で、太陽の東側に小さな明るい点が縦に2つ並んでいます。 ここを磁場写真で見ると、上は[ 黒 白 ]、下は[ 白 黒 ]と(白はN極、黒はS極)、 それぞれ23活動周期(これまでの活動周期)の北半球、南半球の磁場極性になっています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。6日9時(世界時6日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。6日7時半(世界時5日22時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の磁場写真。東側の南北低緯度に、23活動周期の磁場分布が現れています。6日4時半(世界時5日19時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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