宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 1/ 3 11:55 更新 太陽風の速度は500km/秒台を回復し、高速風の後半が始まりました。 担当 篠原 太陽風の速度が再び上昇し、500km/秒の高速風になっています。 前周期と同じように、高速風の後半部が始まった様です。 速度の上昇幅は、それほど大きくはなく、 500km/秒台の太陽風が、これから2日ほど続くと思われます。 太陽風の磁場強度は、5nTと普通のレベルです。 磁場の南北成分が南寄りで推移しています。 振幅は、-2nTほどでそれほど大きくないのですが、 小規模のオーロラ活動を連続的に起こしています。 AE指数では、300nTの変動が頻繁に観測されています。 現状程度の乱れが、今日から明日にかけて続き、 明後日には、速度の低下が始まって、高速風は終わると思われます。 27日周期の図によると、その後しばらく静穏な日が続きそうです。 SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、太陽の東側(左側)に、 細いコロナホールの筋が、切れ切れですが、 北極と南極を結ぶ様に南北に伸びて見えます。 規模が小さいので、目立った影響はないだろうと思われます。 放射線帯高エネルギー電子は、低い状態が続いています。 太陽活動も静穏です。 昨日、EIT195で明るく見えていた領域は、今日は暗くなっています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。3日2時半(世界時2日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点は見られません。3日1時(世界時2日16時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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