宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/12/15 12:43 更新 太陽風の速度は340km/秒に下がり、低速風に戻っています。1週間ほど静穏かもしれません。 担当 篠原 今日の夕方より、観測のためエジプトへ出かけます。 そのため、明日から24日まで更新が不定期になります。 どうぞご了承ください。 今回は、更新の機会がだいぶ少ないのではないかと思います。 太陽風は、速度が340km/秒まで下がり、すっかり低速風になっています。 磁場強度も3nTと弱めで、穏やかな太陽風です。 このため、磁気圏はとても静穏です。 AE指数には全く変化が見られません。 27日周期の図を見てください。 次の太陽風の乱れは、11月25日以降の高速風。 今周期は、12月22日以降にやってくると予想されます。 私は帰国前ですので、この頃はニュースの更新ができないかもしれません。 高速風の立ち上がりに、オーロラはより活発に活動します。 ライブカメラにも注目してください。 高速風は5日ほど続きそうです。 発生源のコロナホールは、SOHO EIT195の東端に微かに見えています。 STEREOで先回りすると、コロナホールは、前周期よりも広がっているかもしれません。 もう3日ほど経ったら、27日前の写真と比較してみてください。 広がっているとすると、回帰する高速風にも変化が見られるかもしれません。 また、SOHO EIT195では、北極から南へ向かって淡いコロナホールが伸びています。 緯度が高いので、地球へ影響は及びにくいと思いますが、 明後日ころの太陽風の変化に注目してください。 太陽は無黒点で静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。15日12時半(世界時15日3時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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