宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/12/ 8 12:54 更新 太陽風速度の低下が始まり、高速風は終わりつつあります(500km/秒)。 担当 篠原 高速の太陽風は、昨日の夕方頃まで550km/秒を保ち、 その後、ゆっくりと低下を始めています。 現在の速度は、500km/秒です。 今後も速度は低下を続け、 明日には高速風は終わっているのではないでしょうか。 磁気圏活動は、続いていますが、規模は小さくなっています。 AE指数では、300〜500nTの小規模の変化が見られています。 速度はある程度上がったものの、 磁場強度が弱まったことで、南向きの成分も小さくなってしまったことが 効いているのだと思います。 現在は、速度が低下に向かい、磁場強度も3nTヘ更に弱まりつつありますので、 磁気圏活動は更に静かになるでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、 北半球の緯度の高い領域に、小さくまとまったコロナホールが見えます。 太陽の中心にも、コロナホールがあるようなのですが、 かなり淡く、はっきりしません。 STEREOの写真で紹介した時は、もう少し見やすかったのですが、 弱まっているのでしょうか。 これらのコロナホールの影響がどうなるのか、今週の後半に注目してください。 27日周期の図で前周期を振り返ると、11月16日に弱い高速風が来ていました。 単純に回帰を見積もると、12月13日頃になります。 放射線帯高エネルギー電子は、1000ほどまでの増加で止まっています。 今回は、これ以上大きく増えることはなさそうです。 太陽は無黒点が続いています。 SOHO EIT194では、明るく光る領域も見られません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。8日10時(世界時8日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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