宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/12/ 3 09:02 更新 290km/秒と速度の遅い太陽風が続いています。一方、高速風の到来も近づいています。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度はかなり遅く、290km/秒でほぼ安定しています。 磁場強度は、初め2nTとかなり弱かったのですが、 次第に上昇し、現在は5nTと通常の強さを回復しています。 明日くらいに、高速太陽風が始まると予想していますが、 それに繋がる変化かもしれません。 引き続き磁場強度が上昇する様だと、高速風の始まりも近いと考えられます。 現在の磁気圏は、非常に静穏です。 AE指数は全く変化していません。 27日周期の図を見ると、前周期、11月7日に始まった高速風の回帰が近づいています。 今日から明日にかけて、注目してください。 前周期は、最高速度が600km/秒、高速風は3日ほど続きました。 高速風の前半では、磁場強度が大きく強まりましたので、 この期間に活発なオーロラ活動が期待できます。 今夜くらいから、アラスカのライブカメラなどに注目するとよいでしょう。 (最近、更新が停止していることが多いのですが) GOESの放射線帯高エネルギー電子のグラフが、正常に戻っています。 過去のデータもきれいになっていますが、何が原因だったのでしょうか。 太陽は無黒点で、静穏です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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