宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/12/ 5 10:06 更新 太陽風の速度は400km/秒に下がり、高速風は一旦終わっています。この後、再び上昇するかもしれません。 担当 篠原 予想に反して、太陽風の速度は1日足らずで下がってしまいました。 昨日の午後、4日17時(世界時4日8時)頃に500km/秒に達していた太陽風の速度は、 その後、すーっと下がってしまい、 昨夜のうちに400km/秒と通常の速度レベルにまで落ちてしまいました。 27日周期の図で、前周期の速度の変化と比較して下さい。 速度の高まりは、小さな山になっています。 コロナホールの変化が、この様な太陽風の変化に繋がったのでしょうか。 現在の太陽風の状態を見ると、磁場強度は8nTに強まったまま安定しています。 このため、高速風はこれで終わりではなく、 この後、後半がやって来る可能性があります。 太陽風磁場が強まっている間は、引き続き注目して下さい。 太陽風速度の上昇により、磁気圏の活動も活発化しています。 AE指数では、300〜700nTの小・中規模のオーロラ活動が記録されています。 現在は太陽風の速度が下がってしまったため、オーロラ活動はあまり期待できません。 今後の、太陽風の変化に注目して下さい。 SOHO EIT195の更新がありませんので、今日もSTEREO Behindの写真を掲載します。 コロナホールは、太陽の中心とやや北寄りの2カ所に見えています。 小さなものですが、太陽風にどのように影響するのか注目されます。 1週間後頃の到来となるでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、低いレベルに落ちています。 高速風が小さかったので、現時点では上昇はないでしょう。 太陽は無黒点ですが、磁場写真を見ると、 小さな磁場の強まりが2つ、北半球側に見えています。 色の並びは、[白 黒]で、北半球の第24活動周期(新しい周期)の性質です。 太陽は、11月後半から再び無黒点が続いています。 黒点出現のきっかけになるでしょうか? STEREO behind衛星による太陽コロナ写真。地球よりも、3日ほど先の太陽です。5日6時(世界時4日21時)。 (c) NASA SOHO MDIカメラによる、太陽磁場の分布。中心やや北寄りに小さな磁場の強まりが見えます。5日2時(世界時4日17時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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