宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/28 09:19 更新 太陽風の速度は下がり始めました(500km/秒)。高速風は終わりに近づいています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度は低下を続けています。 650km/秒まで上がっていた速度は、1日かけてゆっくりと下がり、 現在、500km/秒まで下がっています。 高速太陽風領域は、終わりに近づいています。 今日いっぱいくらいで、高速風は終わるのではないかと思われます。 27日周期の図を見てください。 高速風帯の規模は、前周期とほぼ同じか、やや小さくなった印象です。 コロナホールの形も変化していましたし、 次回、27日後に回帰して来た時はどうなっているでしょうか。 磁気圏活動は、AE指数で200nTほどの小さな変動が連続しています。 これは、太陽風磁場の南北成分が、振幅は+3nT〜-3nTと小さいものの、 南北に頻繁に振れる様になったためと思われます。 太陽風の速度は下がりつつあるので、磁気圏活動もやがて静穏になるでしょう。 高速風が終わると、5日ほど静穏な期間が続き、次の高速風がやって来ます。 12月4日頃だと思います。 放射線帯高エネルギー電子は、結局、目立った増加は発生しませんでした。 低いレベルのままです。 太陽は無黒点が続いています。 活動は静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。28日9時(世界時28日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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