宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/23 15:43 更新 太陽風は290km/秒と低速で、磁気圏もとても静かです。コロナホールが太陽の中心に来ています。 担当 篠原 水星がどんどん太陽に近づいています。 SOHO LASCO C3の写真をご覧下さい。 太陽の右側すぐ近くに、水星が明るく光っています。 一方、左側に少し離れたところにやや明るく光っているのが火星です。 今後の水星は、LASCO C2で見ると良いでしょう。 低速で穏やかな太陽風が続いています。 速度に目立った変化はなく、290km/秒前後で推移しています。 磁場強度は、図の前半は2nT、後半に入って4nT近くに上がっていますが、 小さな変化です。 磁気圏もとても静かです。 AE指数、シベリア磁場データともに、全く変化していません。 明日いっぱいは、このまま穏やかな太陽風が続くでしょう。 高速風の到来は、25日くらいになると思われます。 SOHO EIT195の太陽コロナを見てください。 ちょうど今、太陽の中心にコロナホールが来ています。 このことから、3日後の26日、27日くらいに 最も勢いの良い高速風が来るのではないかと思います。 前周期の変化を見ると、高速風の始まりに先立って、 磁場強度がしっかり強まる期間があります。 今回も、同様の変化が見られるかもしれません。 それとともに、オーロラ活動が活発化すると期待されますので、 注目してください。 太陽は無黒点で静穏です。 SOHO LASCO C3カメラで、太陽の右に水星、左に火星が見えています。23日9時半(世界時23日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。23日9時半(世界時23日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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