宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/25 09:03 更新 太陽風の速度は270km/秒に下がり、かなり低速です。高速風の到来が近づいています。 担当 篠原 水星が太陽に接近しています。 SOHO LASCO C2の動画で、近づいて行く様子をご覧下さい。 もうすぐ、LASCO C2カメラの遮光板に隠れてしまいそうです。 また、カメラは小規模のCME(太陽ガスの放出現象)もとらえています。 太陽風の速度は、270km/秒で推移しています。 昨日よりも下がっていて、かなり遅い太陽風です。 磁場強度も、2-3nTと弱まったままで、高速風の気配はまだ見えません。 磁気圏もたいへん静かです。 AE指数、シベリア磁場データともに平坦なままです。 SOHO EIT 195を見ると、コロナホールは西側(右側)半分の辺りまで移動していて、 いつ高速風が到来してもいい頃です。 今後の太陽風の変化に注目してください。 初めに、磁場強度とプラズマ密度が強まり始めます。 そして、速度が増加を始めるでしょう。 磁場強度が強まると、南向きになった時に活発なオーロラ活動を起こします。 今日から2-3日程度、極域ではオーロラ活動が期待できます。 現在の放射線帯高エネルギー電子は、たいへん低い状態です。 高速風到来後、増加が見込まれるので、明日以降の変化に注目してください。 太陽は無黒点で、活動はとても穏やかです。 水星が太陽に接近しています。SOHO LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。25日4時(世界時24日19時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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