宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2008/11/20 09:03 更新 低速の穏やかな太陽風が続いています(300km/秒)。磁気圏の活動も静穏です。 担当 篠原 穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は低く、330km/秒から300km/秒へ更に下がっています。 磁場強度も3nTに弱まったままです。 磁気圏も静穏です。 AE指数、シベリア磁場データともに、ほとんど変化は見られません。 20日2時(世界時19日17時)頃に、とても小さな変化が見られますが、 これは、太陽風磁場の南北成分が、3時間ほど-3nTの南向きになったためです。 たいした変化ではありませんが、他が静かなので、目立って見えます。 STEREO Behind衛星の太陽コロナ写真では、コロナホールが太陽の中心に広がっています。 次の高速風の到来も、次第に近づいています。 24-25日頃から始まると予想されます。 太陽は無黒点で、静穏です。 昨日の朝の写真になりますが、SOHOの可視光写真を掲載します。 全く何も見えません。 STEREO behind衛星による太陽コロナ写真。地球よりも、3日ほど先の太陽です。20日6時(世界時19日21時)。 (c) NASA SOHOによる太陽の可視光写真。黒点などは見られません。19日9時(世界時19日0時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|