宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/18 09:17 更新 太陽風の速度は360km/秒に下がり、低速風に戻っています。太陽は無黒点になりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、低下が続いています。 昨日の450km/秒から、現在は360km/秒まで下がっています。 小規模の高速風領域は終わり、地球は再び低速風領域に入っています。 磁場強度も3nTに弱まっていて、 太陽風はしばらく穏やかな状態が続くでしょう。 磁気圏活動も非常に静穏です。 AE指数、シベリア磁場データともに、全く変化が見られません。 今日の太陽コロナ写真は、STEREO Behindによるものです。 太陽の東半球(左側)に、コロナホールが広がっています。 その先頭(右端)は、太陽の中心にかかっています。 高速風到来の3日前程度と見積もることができます。 衛星の位置の関係で、STEREO Behindから見える太陽は、 地球の3日後の太陽に相当します。 これを加えると、地球での高速風の到来は、6日後の24日頃になりそうです。 27日周期の図を見てください。 前周期のグラフに、次の高速風がようやく見えて来ました。 この時は、10月28-29日に太陽風の変化が始まっています。 これを今周期に当てはめると、11月24-25日に相当します。 それまでは、基本的には、穏やかな宇宙天気が続くでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、大きく下がったままです。 このまま低い状態が続くでしょう。 太陽は、SOHOの新しい画像が見られないのですが、 1008黒点群が太陽の向こう側に回り、無黒点になっているようです。 STEREOの写真にも明るい領域は無く、しばらく無黒点が続くでしょう。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。地球よりも、3日ほど先の太陽です。18日6時(世界時17日21時)。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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