宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/15 09:50 更新 太陽風は低速で(310km/秒)、磁気圏はとても静かです。 担当 篠原 今日もSOHOの写真がありませんので、STEREO Behindの太陽コロナ写真を掲載します。 この衛星は、地球よりも3日ほど先の太陽を見ています。 太陽の東端から、コロナホールが姿を現しています。 この影響が地球にやってくるのは、まだ10日ほど先、25日頃と予想されます。 やがて、コロナホールの全体が見える様になれば、 今後の予想もできるようになるでしょう。 太陽風は、昨日より、速度280km/秒とかなり遅い状態でした。 15日1時(世界時14日16時)に、磁場強度が5nTヘ少し強まり、 速度も310km/秒ほどへ上がっています。 太陽風の状態に変化が見られるかもしれないと書いていましたが、 この程度の、たいへん小さな変動だったようです。 今後も、基本的には、低速の穏やかな太陽風が続くでしょう。 磁気圏も非常に静穏です。 AE指数には全く変化が見られません。 太陽には、1008黒点群が残っているそうです。 可視光写真が更新されていないので、磁場写真を掲載します。 北西(右上)の磁場の強まりが1008黒点群です。 X線データに変化はなく、活動は穏やかです。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。15日9時(世界時15日0時)。 (c) NASA SOHOによる太陽の磁場写真。磁場の強まりは1008黒点群です。15日6時(世界時14日21時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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