宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/10 08:56 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度は、550km/秒から450km/秒に下がりました。 まだやや高めですが、高速太陽風は終わりつつあります。 磁場強度は4nT。 南北成分は、南を向いたり、北を向いたり、ゆっくりと変化しています。 このためでしょう、磁気圏活動は、大きくはありませんが、 500nTの中規模の変化が断続的に発生しています。 太陽風の速度は、この後も低下傾向が続き、 今日いっぱいで普通の状態に戻るのではないかと思います。 その後、2週間近く穏やかな状態が続きそうです。 前周期の変化を参考にすると、次の乱れは、11月24-25日頃になりそうです。 SOHO EIT195を見ると、太陽の中央から北東寄り(左上)に、 淡いコロナホールのような影が見えている様です。 すると、5日後くらいの太陽風に、多少の変化が見られるかもしれません。 それでも、小規模の変化にとどまるでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、もう一段上昇し、数千のレベルに上がっています。 高速風が終わりつつあるので、増加はこのあたりまででしょう。 警戒レベルには届いていませんが、やや高めの状態がしばらく続きます。 太陽は無黒点で、とても静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。10日8時半(世界時9日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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