宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/11 07:57 更新 太陽風は、速度400km/秒を割り、低速風に変わりつつあります。1008黒点群が出現したそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、380km/秒まで下がっています。 磁場強度も3nTとやや弱めで、穏やかな太陽風です。 AE指数を見ると、300nTほどの小規模の磁気圏活動が繰り返し起こっています。 これは、太陽風磁場の南北成分が、 -1〜-2nTと弱いながらも南寄り(赤線がマイナス)になっていた影響です。 速度が遅めで、磁場も弱いため、磁気圏活動は小規模になりました。 太陽風は、これからしばらく低速状態が続きます。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、全体的にぼんやりと光っていて、 コロナホールの姿は見られません。 太陽の中心からやや北(上)のあたりが、薄暗くなっていて、 弱いコロナホールになっているのかもしれません。 3〜4日後ころに、太陽風に何か影響が見られるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、やや上がりましたが、 数千のレベルで安定しそうです。 やや高めという状態です。 太陽では、1008黒点群が出現したそうです。 残念ながら、SOHOの可視光、磁場写真が1日ほど古いままなので、 確認することができません。 SOHO EIT195を見ると、太陽の中心から北側(上側)に、 小さく光っている部分があります。 ここに出現した様です。 この1008群は、B7の小さなフレアを起こしています。 更に発達して、より大きなフレアを起こす様になるかもしれません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。11日7時(世界時10日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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