宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Happy Birthday !! 5周年記念 アストロちゃんの ごあいさつです |
Y. Obana |
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/ 6 12:46 更新 太陽風は低速(300km/秒)で、磁気圏も穏やかです。1007黒点群は弱まっています。 担当 篠原 1007黒点群は、Bクラスの小さなフレアを起こしましたが、 活動度は下がっている様です。 だいぶ西の端に近づき、もうすぐ没します。 一方、SOHO EIT195の東端(左端)に明るく見えていた場所が、 こちら側に回って来ました。 かすかに白斑が見えるだけで、黒点はないようです。 太陽は穏やかな状態にもどりそうです。 太陽風は、300km/秒と低速で、磁場強度も2nTと弱く、とても穏やかです。 プラズマの密度が少ない状態が続いていて、速度のグラフがややばらついています。 磁場強度、密度が下がったままなので、高速風の到来はもう少し先になりそうです。 前周期のタイミングそのままの、明日の午後になるのかもしれません。 磁気圏もとても穏やかです。 AE指数、シベリア磁場データともに変化はありません。 このまま、高速風の到来まで静穏でしょう。 コロナホールは、太陽の西半球に広がり、高速風の開始が近いことを知らせています。 今度の高速風は、前周期は、最高速度は550km/秒程度、高速状態は3日と、 比較的規模の小さなものでした。 ただ、オーロラ活動は、3日間ほど限定でしたが、なかなか活発でした。 今回はどうなるでしょうか。 今夜はもう始まりそうにありませんが、 明日から週末にかけて、ライブカメラに注目してください。 SOHOによる太陽の可視光写真。1007黒点群は西端に近づいています。6日2時半(世界時5日17時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。6日3時(世界時5日18時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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