宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/ 7 08:40 更新 太陽風は290km/秒と低速です。これから高速太陽風が始まりそうです。 担当 篠原 高速太陽風の到来が近づいているようです。 ACE衛星の観測によると、太陽風のプラズマの密度が増加を始め、 現在、10個/cm^3に上がっています。 高速風の始まりに見られる変化ではないかと思います。 磁場強度も、2nTと弱まっていた状態から、4nTへやや増加しています。 この後、更に増加を続けるようであれば、いよいよ高速風の始まりです。 27日周期の図を見ると、前周期の高速風の始まりと、 だいたい同じタイミングになりそうです。 現在の太陽風の速度は、290km/秒とかなり低速です。 磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化がありません。 今後、磁場強度が強まると、オーロラ活動が次第に活発になります。 今夜は、アラスカのライブカメラに注目するとよいでしょう。 速度が高まっていく高速風の前半は、活動的なオーロラを見るチャンスです。 高速風の到来後は、放射線帯高エネルギー電子の増加にも注意してください。 太陽では、1007黒点群が、西の端に没しつつあります。 他に黒点群はなく、太陽は穏やかでしょう。 SOHOによる太陽の可視光写真。1007黒点群は西端に没しかけています。7日6時半(世界時6日21時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。7日7時(世界時6日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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