宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Happy Birthday !! 5周年記念 アストロちゃんの ごあいさつです |
Y. Obana |
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/ 5 08:47 更新 太陽風は低速で、とても穏やかです。 担当 篠原 久しぶりのCクラスフレアを起こした1007黒点群は、 次第に弱まっているようです。 2つ見えていた黒点は、左側が消えて、右側だけになっています。 X線のグラフ変化も、少し落ち着いているように見えます。 SOHO EIT195を見ると、太陽の東端(左端)の南半球側に、 明るい場所が2つ見えています。 続いて、ここからも黒点が上がって来るかもしれません。 太陽の変化が楽しみになってきました。 太陽風は、速度が下がるとともに密度が下がり、 0.2個/cm^3くらいに、かなり薄くなっています。 このため、太陽風速度の測定誤差が大きくなって、 グラフは、300km/秒から380km/秒の間に散らばっています。 平均を見て、340km/秒の低速風になっている様です。 磁場強度も、3nTに弱まったままです。 このため、磁気圏は非常に静穏です。 AE指数は、全く変化していません。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の西半球側(右半分)に移動し、 高速風の到来が間近になっています。 前周期の変化を参考にすると、到来はもう少し先で、 7日の午後になりそうです。 ただ、今回、コロナホールは濃さを増している様に見えます。 あるいは、高速風の到来は少し早まるかもしれません。 この高速風は、規模は比較的小さいのでしたが、 なかなか活発なオーロラ活動を起こしました。 今回も期待して見ていたいところです。 SOHOによる太陽の可視光写真。1007黒点群は右側だけが残っています。5日7時半(世界時4日22時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。5日7時半(世界時4日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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