宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Happy Birthday !! 5周年記念 アストロちゃんの ごあいさつです |
Y. Obana |
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/11/ 4 13:48 更新 Cクラスの小規模フレアが、2回発生しました。4月以来です。 担当 篠原 今日は、大ニュースです。 昨夜、3日20時(世界時3日11時)と今日のお昼、4日12時(世界時4日3時)に、 1007黒点群でCクラスの小規模フレアが2回発生しました。 ひとつめは、C1.6、ふたつめは、C1.1と、どちらもぎりぎりのCクラスです。 Cクラスのフレアが発生したのは、4月3日以来、7ヶ月ぶりのことです。 しかも、今回は、新しい活動周期の第24活動周期の黒点群で発生した、 初めてのCクラス以上のフレアです。 GOESのX線のグラフが、こんなにギザギザになったのは、久しぶりです。 太陽は、またひとつ、活発化の兆しを見せてくれました。 Cクラスにやっと届こうかという規模の活動で、 こんなに騒いでいてはいけないのですが。 1007黒点群は、現在も2つの目立った点となって見えています。 黒点の距離が離れ、黒点の大きさは小さくなった様です。 磁場の分布は、白と黒が並走する様に細長く伸びています。 今後は弱まって行くのでしょうか。 太陽風は、ゆっくりと速度を下げています。 420km/秒から380km/秒へ、やや低速風に変わって来ました。 磁場強度も3nTあたりで、弱めです。 昨日は、磁気圏活動はほとんど起こらなかった様です。 AE指数のグラフは全く静穏です。 27日周期の図によると、この静かな状態はもう3日ほど続くでしょう。 SOHO EIT195では、コロナホールは太陽の中心に来ています。 この位置だと、もう2日ほどで高速風が来ても良いのですが、 このコロナホールは出だしが遅れるようです。 SOHOによる太陽の可視光写真。1007黒点群で、Cクラスのフレアが発生しました。4日4時(世界時3日19時) (c) SOHO (ESA & NASA) 太陽の磁場分布。白と黒は、1007黒点群です。4日5時半(世界時3日20時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。4日13時(世界時4日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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