宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Happy Birthday !! 5周年記念 アストロちゃんの ごあいさつです |
Y. Obana |
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/10/30 14:01 更新 600km/秒台後半の太陽風が続いています。オーロラもある程度活動的になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は更に上がり、30日0時(世界時29日15時)に、700km/秒に達しました。 反対に、磁場強度はゆっくりと弱まり、この頃に5nTを割っています。 この辺りで、高速風はピークに達した様です。 以後、太陽風の速度は少し下がって、650km/秒程度になっています 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になりました。 多少、南向きが含まれる様になり、速度が700km/秒まで上がったことで、 中・小規模のオーロラ活動が発生しています。 AE指数では、300〜500nTの変動が発生する様になっています。 昨夜は、アラスカのライブカメラでも、時々オーロラ活動が記録されていました。 そのうちの2枚を紹介します。 5分の間隔で撮影されたものです。 AE指数のグラフでは、最初に見られている変化に対応します。 太陽風の速度は、もうしばらく高速状態が続くでしょう。 明日くらいまでは、オーロラ活動も期待できますが、 南向きの傾向ではないので、あまり大きな変動にはならないだろうと思います。 4日後くらいには、太陽風の速度は下がり、通常の太陽風に戻りそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、まだ目立った増加を起こしていません。 もうしばらく注視が必要です。 太陽は無黒点で、たいへん穏やかです。 アラスカのオーロラライブカメラによる、29日15:16(現地28日21:16、世界時29日06:16)のオーロラ。 (c) NICT/SALMON アラスカのオーロラライブカメラによる、5分後のオーロラの様子。 (c) NICT/SALMON SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。30日5時(世界時29日20時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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