宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/10/ 2 09:12 更新 太陽風の速度は、600km/秒に上昇しました。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 ゆっくりと高速太陽風がやって来ました。 最初に速度の変化が現れて、一日ほど経った昨夜、 太陽風の速度は600km/秒に上昇しました。 このゆっくりとした速度上昇は、前周期にも見られていたものです。 磁場強度は、7-8nTに強まった程度で、大きな変化はありませんでした。 磁場の南北成分は、南北に頻繁に振れていますが、 大きな南向きは現れておらず、磁気圏への影響はそれほど大きくなりませんでした。 AE指数は、ずっと変動が続いているものの、 振幅は200〜300nTくらいで、小規模の変動だけです。 前周期の変化から予想すると、高速太陽風はこれから5-6日続きそうです。 SOHO EIT195では、コロナホールの一番濃い部分は、 これから地球への影響開始位置に達します。 明日くらいにもう一度速度の盛り上がりが見られる可能性があります。 (前周期にも、この変化は見られています) 磁気圏も、もう2〜3日は活動的な状態が続くでしょう。 一方、コロナホールの最後尾は、太陽の中心に来ています。 前周期よりもやや早めの通過で、高速風は少し早く終わるかもしれません。 放射線帯高エネルギー電子は、まだ低い状態です。 今後の変化に注目して下さい。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。1日8時半(世界時1日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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