宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/10/ 1 12:44 更新 太陽風の速度は470km/秒に上がっています。更に、速度が上がると予想されます。 担当 篠原 昨日見えた黒点は、あっという間に消えてしまいました。 あまりに小さかったためでしょうか、 NOAAの報告には記載が無く、番号は付けられませんでした。 現在の太陽は無黒点で、たいへん静穏です。 太陽風は、一段階速度が上昇して、470km/秒に上がっています。 まだ、やや速いという程度で、本格的な高速風はこれからでしょう。 前周期も、一旦、400km/秒台後半に速度が上がって、 その後、600km/秒へ上昇しています。 今回も似た様な経過をたどるのかもしれません。 磁場強度は、7nTくらいに強まっています。 それほど大きな変化ではありません。 南北成分は、0nT付近から比較的北寄りに推移しています。 そのため、磁気圏への影響はそれほど大きくなっていません。 AE指数は、小さな変化が2回見えている程度です。 SOHO EIT195では、コロナホールが、太陽の中心を通過しつつあるところです。 今、地球に向かって吹き出しているプラズマが、 3日後頃に高速の太陽風としてやってくるのです。 これから、太陽風の速度はもう一段上昇するでしょう。 それに伴い、磁気圏活動も活発化する可能性があります。 引き続き、高速風の到来に注目して下さい。 放射線帯高エネルギーは、低い状態です。 こちらも、高速風の到来後に注意が必要です。 SOHO MDIによる太陽の可視光写真。黒点群は見えなくなり、微かに白斑が残っています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。1日8時(世界時30日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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