宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/29 12:49 更新 低速で穏やかな太陽風が続いています。明日以降、高速太陽風が始まるでしょう。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒前後の低速状態が続いています。 磁場強度も5nT付近にあり、現在はまだ穏やかです。 地球の磁気圏も概ね静穏です。 南向き磁場の影響で、250nTくらいの小規模活動がAE指数に見られていますが、 一時的な変動です。 今日いっぱいは、このまま穏やかに推移して行くでしょう。 そして、明日以降、高速太陽風が始まります。 SOHO EIT195では、コロナホールは太陽の中心線を過ぎ、西側に移動しています。 先頭(右端)が、西半球(右半分)のまん中に達する頃が、 高速風が始まるタイミングの目安です。 今日のSOHOの写真では、もう一息というところです。 27日周期の図で、前回の変化を見ると、 高速風はゆっくりと立ち上がり、600km/秒まで上昇しています。 高速風は、7日程度続きました。 今回も同程度の高速風になりそうです。 高速風が始まるとともに、オーロラ活動が活発化し、 放射線帯の高エネルギー電子も強まります。 明日以降は、それぞれのデータに注意してください。 太陽風の乱れは、10月6-7日くらいまで続くでしょう。 太陽はとても静穏です。 黒点は見られません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。29日12時半(世界時29日3時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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