宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/26 11:31 更新 340km/秒の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は、340km/秒に上がっていますが、低速状態のままです。 今日のACEの図で速度を見ると、山の様に盛り上がって見えますが、 変化の幅は小さく、遅い太陽風の中の変化です。 その様子は、27日周期の図で見ると明らかです。 速度の線(緑色)は、グラフの下の方でわずかに変化しているだけです。 それでも、ACEの図の後半で南向き磁場が-5nTにまで変化しています。 その影響で、磁気圏では小規模のオーロラ活動が発生しています。 AE指数を見ると、250nTほどの小さな変化がこの時間帯に起きています。 太陽風は、もう4〜5日ほど穏やかな状態が続くでしょう。 次の擾乱は、9月30日か10月1日頃から始まると予想されます。 発生源のコロナホールは、太陽の中心に向かって少しずつ前進しています。 (もちろん、太陽の自転による動きです) 今日のSOHO EIT195を見ると、コロナホールの先頭(右端)は、 明日か明後日に太陽の中心線に達しそうです。 太陽は無黒点で、静穏です。 1002黒点群があった場所に、現在は白斑が見えています。 2枚目に掲載している写真の、北半球(上側)の西端(右端)付近です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。26日10時半(世界時26日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる太陽の可視光写真。西端(右端)のやや北(上)よりに白斑が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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