宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/25 23:59 更新 太陽風は低速で、磁気圏もとても穏やかです。コロナホールが太陽の東側に見えています。 担当 篠原 今朝、無事に帰国しました。 今日の更新が遅くなり、申し訳ありません。 簡単にこの3日間を振り返ってみたいと思います。 前回のニュースで出現をお知らせした1002黒点群は、2日ほど姿を見せ、 日本時間で一昨日の23日夜に姿を消しました。 前回掲載した写真の半日後(23日6時、世界時22日21時)の黒点の様子を、 今日の1枚目の写真に掲載します。 現在の太陽写真では、黒点を見ることはできません。 また、黒点は出現したものの、太陽活動はたいへん静穏なままでした。 前回のニュース以降も、太陽風はかなり遅い状態が続いています。 この1週間の太陽風データを、今日の2枚目に掲載します。 22日以降は、ずっと300km/秒前後で推移しています。 今日のACEのグラフでは、最後の部分で360km/秒に速度が上昇していますが、 低速であることに変わりはありません。 一時的な変化だと思われます。 そして、磁気圏も概ね静かな状態です。 今日のAE指数は、完全に平坦ですが、 一昨日、昨日には、200〜300nTの小規模の変化も見られていました。 この静穏状態は、もう5日ほど続きそうです。 SOHO EIT195の写真を見て下さい。 コロナホールが、太陽の東側から中心に向かって伸びています。 この先端が中央線に達すると、もう3日程度で高速風が地球にやって来ます。 9月30日か、10月1日以降は、宇宙天気が活動的になるでしょう。 明日以降は、通常の体制に戻ります。 長い間ご不便をおかけしました。 SOHO MDIによる太陽の可視光写真。1002黒点群が見えていました。 (c) SOHO (ESA & NASA) 1週間の太陽風の変化。穏やかな低速風が続いています。 (c) NOAA/SWPC SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。25日23時半(世界時25日14時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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