宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/20 23:54 更新 太陽風は300km/秒の低速風になっています。穏やかな太陽風が続きます。 担当 篠原 太陽風の速度は更に下がり、300km/秒とかなり遅い風になっています。 磁場強度は3nTとやや弱めで、穏やかな太陽風です。 磁気圏活動も概ね静穏です。 AE指数で、前半に300nTくらいの小規模活動が見られていますが、 太陽風の磁場が-3nTくらいの弱い南向きになっていたためです。 現在は速度がかなり下がっているため、磁気圏はとても静かな状態が続くでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見てください。 低緯度、中緯度域は、全体がぼんやりと光っていて、コロナホールは見られません。 当分、穏やかな太陽風が続きそうです。 一方、北極と南極に目を向けると、こちらには大きなコロナホールが広がっています。 コロナの細い筋が、刷毛で履いた様に極から外側へ伸びていて、 太陽の磁場が大きく双極子型になっている様子が分かります。 その太陽ですが、無黒点状態が続いています。 とても静かな太陽です。 振り返ると、3月末から4月初めに、M、Cクラスのフレアが発生して以来、 半年に渡って穏やかな状態が続いています。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。20日22時半(世界時20日13時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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