宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2008/ 9/19 22:30 更新 太陽風は、速度340km/秒の低速風になっています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 昨日の太陽風磁場のゆっくりとした変化は終わり、 磁場強度は3nTとやや弱まった状態になっています。 太陽風の速度も更に低下して、340km/秒の低速風になっています。 穏やかな太陽風になりました。 磁気圏も概ね静穏になっています。 AE指数の図の初めと終わりに小規模の活動が見られますが、 これは、太陽風の磁場が弱い南向きになっていたためです。 速度も遅いため、磁気圏への影響は小さいものでした。 太陽風、磁気圏ともに、今後も穏やかな状態が続くと予想されます。 SOHO EIT195の太陽コロナは全体がぼんやりと光っているだけで、 コロナホールの姿はまだ見えません。 掲載している27日周期の図でも、 前周期のグラフに次の擾乱はまだ現れていません。 明後日になると、見えて来るでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、数を減らしています。 こちらも穏やかな状態が続くでしょう。 太陽は今日も無黒点で、とても穏やかです。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。19日16時(世界時19日7時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|