宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/21 22:46 更新 300km/秒台前半の低速の太陽風が続き、磁気圏はとても穏やかかです。 担当 篠原 低速の太陽風が続いています。 昨日から今日にかけて、一旦速度が340km/秒へ上がったものの、 すぐに低下に向かい、現在は、昨日とほぼ同じ310km/秒になっています。 磁場強度は3-4nTで安定し、南北成分は0nTからやや北寄りに推移しています。 このため、磁気圏は非常に静穏です。 AE指数に全く変化はなく、 シベリア磁場データも今日の部分(右側3分の1)は、完全に平坦です。 穏やかな状態は、まだ9日程度続きます。 27日周期の図で、前周期(上段)の最後にようやく次の高速風が見えて来ました。 発生源のコロナホールは、SOHO EIT195の太陽コロナ写真にはまだ見えていません。 太陽も無黒点のままで、非常に静穏です。 現在、私は磁力計設置のため、インドの南端に近い町に滞在しています。 こちらの様子を、写真で紹介しましょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。21日22時(世界時21日13時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) 滞在中の観測所です。 (c) 篠原 この中に、磁力計のセンサーを設置しています。 (c) 篠原 近くの町にある、古い寺院です。 (c) 篠原 甘いコーヒーで一休み。 (c) 篠原 朝昼晩と、三食カレーを食べています。 (c) 篠原 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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